年代別のサポート内容

小学生へのサポート

小学1~3年生であれば、ひどく困っている場合以外、遊ぶことを優先しておいても問題ないと考えています。
子どもは遊ぶ中で学びのきっかけを得ることがあり、そのきっかけは、自ら意欲的に学び、知識をつけていくことで、すべての「学習する意欲」の増幅につながります。その上で「読み書き計算」の基礎力を身に着けることを支援します。
小学4年生はギャングエイジと呼ばれる年ごろになります。自我が出てきて、その子らしさが見えてくる反面「いじめ」などの件数が一番多い年代となります。
心のケアをしていく上で、自分がどんなことが好きでどんなことが嫌いな人間なのかというのを見つめてもらいます。
また、中学校に向けて「読み書き計算」の瞬発力を可能な限り鍛えます。
さらに、希望者には2020年から教科化される「英語」の対策として、耳や口を使った勉強法を紹介します。
英語圏の赤ちゃんが初めて英語に触れて、学んでいく順は「聞く」「話す」そして「読む」「書く」です。
アルファベットや基礎的な単語や文などを音から学び、中学校につなげていきます。
小学生の場合「学習サポートコース」を利用していただき、保護者の方とともに勉強の方法や学習の習慣やご家庭でのルールなどを決めていただくことがお勧めです。

※なお、中学受験用の特殊な勉強はサポート致しませんので、希望される方は他塾をご利用ください。

中学生へのサポート

[中学1年生]

多くの新中学生がつまずくのが、「英語」と、初めてマイナス(ー)を学習することになる「数学」です。
この2教科は、高校受験から、大学受験まで、とても重要な科目となるため、基礎からコツコツと固めておくことが重要となります。
英数をベースにしたオーダーメイドカリキュラムのもと、学習していきます。
また、部活動が始まり、人間関係も少しずつ難しくなります。
学習面以外の悩み相談やスケジューリングもじっくりさせていただきます。

[中学2年生]

中学1年生と同じように、数学と英語が重要なのですが、2年生になると、暗記を中心とした理科や社会の点が思うように取れず、苦手意識を持ってしまうことが多く見られます。
英語、数学をベースにした勉強法はもちろん、社会や理科などの効率的な暗記方法なども指導させていただきます。
また、年齢的に思春期の真っ只中です。
親の言うことが納得できない、恋愛で悩んでいる、そもそも自分って何なのだろうと様々な悩みを持つ年ごろです。
「楽園」では、必要に応じて「対話」の時間を作り、近い年齢の子達で思いをぶつけあいます。
みんな同じようなことで悩んでいることを知れますし、そこを乗り越えた先輩の話などを聞く中で「私も大丈夫」と安心できるきっかけにもなります。
学習だけであれば、週1回程度の利用でも良いですが「中だるみ」の2年生、部活や遊びで、学習習慣が作りにくいというのが現実のようです。
また、精神的にも安定しないのであれば、色々な人と交わり、悩みにまっすぐ向き合えたらと思います。

中学1,2年生は「学習サポートコース」と「教科指導コース」を利用して、英数の基礎を着実につけることをおすすめします。
また「土曜日自学習コース」を利用して、土日の勉強のリズムをつけることもオススメします。

[中学3年生]

高校受験を控えた年となり、生徒自身の緊張感も高まっているころ(のはず)です。
この時に、心が安定しており、英数の力が十分あり、スケジューリングも自分でできていれば、あとは自分のペースで課題をこなすだけです。
ただ、まだ足りていないところがあれば、保護者の方とともに話し合い優先順位を決めて受験に向けて頑張ります。
時期にもよりますが、こういう時にこそ目先の成績にとらわれず、大学受験を見据えた力をつけることをお勧めします。
「ローマは一日にして成らず」ということわざの通り、大きなことを為すためには長年の努力が必要です。地に足をつけて一歩ずつ歩んでいきましょう。
教室の利用に関しても、生徒の状態により左右されます。まず、個別に相談してください。

高校生へのサポート

高校生は思春期も終盤になり、次の「アイデンティティの確立」に備える時期です。
「自分はこういう人間なんだ」というのを知り、「自分が周りからどのように見られているのか」と客観的に自分を判断する「メタ認知」も必要となります。
面談やアンケートを通して、自分の適正を考え、社会に出る準備をしていきます。
学習に関しては、本人の希望進路にも大きく左右されるため、まず個別に相談してください。